細田 守氏の最新作「おおかみこどもの雨と雪」。
公開日ということで、メリダと一瞬迷ったけど観てきたった!
数日前の深夜に「時をかける少女」、前日に「サマーウォーズ」。
前宣伝バリバリの今回の映画。

混んでるだろうなぁ…って行ってみたら、全然ど真ん中取れてあれれ?
時間帯が夕飯時というのもあるのか、ちょっと拍子抜け。
全体的に空いてた。
さて、内容。
割と万人でも楽しめる前2作品と違って、賛否あるかなぁ…という感じ。
今回はエンターテイメント性が高いわけでは無い。
どちらかというと、リアルをつき付ける部分が多い。
でも、ベースがファンタジー故に、齟齬が生じている。
どれだけリアルを追求しても、滑稽なのである。
また、突然の出来事が多く、視聴者が付いていけない部分も多い。
制作者の中でだけで完結してしまっている。
故に、視聴者としては消化不良感が否めない。
ターゲットがどの層なのか。
何を訴えたかったのか。
いまいちハッキリしない。
部分部分としては非常に可愛らしかったり、綺麗だったり。
特に立山を舞台とした景色は素晴らしい。
ええ、行きたくなりましたよ、リアルに。
非常に惜しい作品だと思うんです…。
あと少し、何かが物足りない、そう思わずにはいられませんでした。

前2作が好きだったので気になっているのですが、
好き嫌い分かれそうですね。
どうしようかなぁ...
同じく、前2作が好きで今作も速攻で行ってしまいました。
色々評価を見ていると、やはり賛否別れる作品のようです。
決して無茶苦茶に悪い作品では無いかと思いますが、DVDやBD待ちでも十分かなぁ…と。